うめ:かいよう病

適用農薬

 防除時期  農 薬 名  倍 数 等  安全使用基準
花殻離脱
  開始前
3月中〜下旬
ICボルドー66D
Zボルドー水和剤
ガンデー水和剤
  50倍
  500倍
  400倍
葉芽発芽前/−
葉芽発芽期/−
  発芽前/−
生育期
落花期〜4月
ストレプトマイシン水和剤
アグリマイシン100
マイコシールド水和剤
  1,000倍
  1,000倍
  1,500倍
 14/5
 14/4
 21/4

注)  安全使用基準欄の日/回は、収穫何日前まで何回以内使用を示し、−/−は未設定。

  1. 枝にできる潜伏越冬病斑が第1次伝染源の主体で、前年秋期に感染し、潜伏後、3月上旬から4月上旬にかけて病斑を形成する。前年の秋までに枝にできた病斑(夏型病斑)の伝染源と しての能力は弱い。
  2. 葉では展開直後から発病するが、特に枝の病斑は病斑の拡大が大きく早期落葉あるいは枝が枯死する場合もある。
  3. 果実への感染による発病は通常4月末〜5月上旬までであるが、大きな傷口から感染した場合これより遅くまで発病することがある。
  4. 銅製剤の使用では、クレフノン水和剤 200倍を加用すると薬害軽減に有効である。
  5. ストレプトマイシン剤には、アグレプト水和剤、マイシン水和剤などがある。
  6. 生育期の薬剤は発芽期よりほぼ10日おきに数回散布する。通常の条件ではストレプトマイシン水和 剤、マイコシ-ルド水和剤の残効性は2週間程度であるが、強風雨時の残効性は短い。
  7. 幼果期の強風雨により発病が多くなることから、防風垣設置に努める。
  8. 罹病枝の剪除に努める。
  9. ICボルドー66Dを10月上旬〜11月上旬にかけて約15日間隔で2回散布することにより翌年の越冬枝病斑を少なくすることができる。ただし、高温期の散布は落葉の危険性があるので注意する。