かんきつ:ウイルス病
適用農薬
防除時期
農 薬 名
倍 数 等
安全使用基準
注)
安全使用基準欄の日/回は、収穫何日前まで何回以内使用を示し、−/−は未設定、また、安全使用基準中の●印はみかんで、▲印は夏みかんで、無印はかんきつで登録のあることを示す。
かんきつのウイルス病は大別すると次のようになる。
ソローシス・ウイルス グループ
温州萎縮病、モザイク病(トラミカン)、ネーブル斑葉モザイク病
トリステザ・ウイルス グループ
はっさく萎縮病、各種中晩生かんきつのステムピッティング病
エクソコーティス・ウイロイド
タターリーフウイルス
接木部異常病
各ウイルス罹病性
温州萎縮病
温州みかんに発病し、ネーブル、福原オレンジ、レモン、ゆず、伊予柑、夏橙、はっさくに発病しない。
モザイク病
発病の多いのは温州みかん、清見、マルメラで、レモン、三宝柑、紀州みかん、伊予柑、ネーブルなどにも発病する。
ステムピィッティング病
温州みかんでの発病は少なく、中晩生かんきつに多い。
各ウイルスとも接ぎ木伝染であるが、このほか次の伝染法をとる。
ソローシス・ウイルス
土壌伝染
トリステザ・ウイルス
ミカンクロアブラムシによる虫媒伝染
エクソコーティス・ウイロイド
ナイフ・鋏による汁液伝染
防 除
健全母樹より採穂し、無病苗木を育成する。
毒樹には弱毒ウイルスを接種して強毒ウイルスの感染を防止する。
トリステザ・ウイルスはミカンクロアブラムシで伝染するので、その防除を行う。
ウイルス病は樹勢の衰えた時、発病し始めるので、肥培管理に注意する。
ウイルス検定法
温州萎縮病グループ
白ごま、カウピーに汁液接種、血清法(エライザ)
トリステザ・ウイルス
メキシカンライム、ゆずに接木接種、血清法(エライザ)
エクソコーティス・ウイロイド
シトロンに接木接種
タターリーフ・ウイルス
シトレンジ類に接木接種、血清法(エライザ)